【メールセミナー第2回】思春期の子どもは「ほっといてが9割?」~「ほっといて」の本当の意味を理解する~

皆さまこんにちは!CPIの宇田川です。

親として子どものためにこんなにサポートしているのに、
子どもは反抗的だし『ほっといて』と言われ、
「ほんとに腹が立つ」とイラついたことはありませんか?

「親がよかれと思ってやっていること」や「親がやってあげたいこと」が、

「子どもがやってほしいこと」「子どもが本当に望んでいること」
とは、しばしば乖離があります。

あなたが子どものためにとやっていることが
子どもの『やって欲しいこと』と一致していないと、
大きなお世話になる可能性があります。

それが過干渉なのです。

過干渉とは文字の通り干渉し過ぎる事で、
子どもが望んでいないことを良かれと思ってやってあげる
あるいは子どもをコントロールしようとすることです。

親はそれが子どもへの愛情と信じて無意識に過干渉を続けてしまいます。
過干渉が続くと沢山の弊害がおきてきます。

過干渉は自立を妨げたり、自分で考えて行動できなくなる可能性がある等、
子どもの力を奪うことに繋がり、自己肯定感も下がります。
「百害あって一利なし」です。

あなたの愛情が過干渉にならないために

【親がよかれと思ってやってあげること】
・親の経験に基づいたアドバイスやレールを敷くこと
・部屋が汚いので勝手に片付けてあげること
・友達関係に口を出すこと

それに対して、

【子どもがやって欲しいこと/望んでいること】
・『自分の進路は自分で決めたい』『一緒に選択肢を探して欲しい』
・『自分のプライベートを尊重して欲しい』
・『友達のことは口を出さずに任せて欲しい』

等、親の想いと食い違うことが多々あります。

ここでのポイントは、子どもに相談されたりお願いされた時など
子どもが望んでいることをサポートするのは、
過干渉ではありません。

ではどうすればいい・・・?

この違いを知って、親の愛情と子どもの成長のバランスをとるために必要なことが
『子どもの話を最後まで聴くこと』から始まります。

多くの親は子どもの話を聴く時、
今までの経験と子どものために何とかしてあげたいという思いから、
ついアドバイスをして最後まで話をききません。

子どもの話を聴いているはずなのに、
いつの間にか親が話すことが多くなると、
子どもは『余計なお世話』『ほっといて』となり、
『どうせ話を聴いて貰えない』『親は分かっていない』
と、親に話すことを諦めて自分の中に閉じこもってしまう可能性があります。

思春期の大変な時期だからこそ、親子のコミュニケーションが大切です。

そして話を聴き終わってから
『あなたが伝えたかったことは~~~~ことなんだね』と
まとめて返してみて下さい。

これは話しの聴き方のスキルの一つです。
是非試してみて下さい。

あなたはお子さんの話を途中で遮らず、
忠告やアドバイスをせずに、
何をお子さんが望んでいるのか聴いているのでしょうか?

実はこれがなかなか難しいのです。まずは最後まで話を聴きましょう!

(執筆:宇田川昌子COACH)
外部リンク:ホームページ https://cpi-x.com/


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カウンセラー/コーチ 宇田川 昌子
・NLPマスタートレーナー
・CPI教育研修部マネージャー

私立中学や教育現場で保護者や先生を対象に講演やセミナーの実績多数。常に現場で保護者の悩みを聴きカウンセリングやコーチング等様々なサポートを行っている。自身の息子の不登校を克服した経験ももつ。

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