子育てコラム⑩【『怒る』と『叱る』の違いを知っていますか?】~あなたはどちら?~

皆さまこんにちは!CPIの宇田川です。

あなたはどんな時に叱り、どんな時に怒っていますか?

『叱る』と『怒る』の違いは
『叱る』 = しつけ、生き方のコーチング
『怒る』 = 感情や気持ちを爆発させること

私は昔「早くしなさい。何度言ったら分かるの?」等、「叱る」というより、いつも「怒って」感情を爆発させていたことに気づきます。

この違いを知っていると、自分の言動に気を付けるようになるのではないでしょうか?
いつも怒ってばかりいると子どもはあなたの話を聞かなくなります。

では『叱る』基準は何でしょう。

◆危険な事、命にかかわることをした時

◆法律に反する事、人に迷惑をかけるようなことをした時
絶対にやってはいけない事、例えば、万引きするとか、人の物を黙って借りて返さない、親のお金を黙って使ってしまう等です。

◆家族の決め事/約束を守らなかった時
あなたのご家庭には家族の決め事、ルール(決めごと)がありますか?
その家族の決め事を守ることにより、そこから子どもの成長、良き社会人になるために叱る必要があります。
実は、問題が起きているおうちには家族のルールや決め事がないご家庭が多くあります。ルールというのは、食事の時にスマホは食卓に持ち込まない等があります。
ここでのルールというのは家族の決め事で、その先には目的があるものを指します。スマホを食事中は見ないというルールは食事を楽しむ、家族の会話を増やす等、家族のだんらんを楽しむ目的があります。

このように上記の3つの基準をみてみると、子どもたちに伝える大切なことがあるのが分かります。

あなたが普段、叱っていることの中に子どもに伝えたいこと大切なことはありますか?
もしなければ、それは『怒る』になります。上記の基準でいくと叱る回数は少なくなるはずです。

ここで大切なのは「怒ってはいけない」ということではありません。
親も聖人君主ではいられませんが、怒ってばかりいると、子どもは怖いと思うか、「あ~、また言ってる」とスルーするか、耳をふさいで親の言う事は聞かないと決めたり、大きな反発心を抱きます。

●叱るときはメリハリをもって何がダメなのかを伝える
子どもと信頼関係が出来ているのが大前提で、信頼関係ができていないといくら叱っても怒っても子どもは言う事はききません。

『叱る』のは子どもの成長を促し、しつけであり自立をしていくための準備に繋がる、『怒る』のは自分の感情の自己満足ということを知っていて下さい。 

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(執筆:宇田川昌子COACH)
外部リンク:ホームページ https://cpi-x.com/

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