6月13日(土)、2026年子育てフォーラム
『不登校を解決する愛着の心理学』~今からでも遅くないー回復の道すじへ~ を開催しました。
ZOOMオンライン開催のため、全国各地からご参加いただきました。ありがとうございました。
当日の内容
講師の樋口麻子先生(新大久保にじいろおやこクリニック院長・小児科専門医・公認心理師)より、不登校の背景にある医学的な視点と、愛着・親子関係の深いつながりについて、ご自身の体験を交えながら丁寧にお話しいただきました。
「子どもは何もしていないように見えて、毎日戦っている」「見るべきところは、学校に行けるかどうかではなく、回復しているかどうか」——そんな言葉が、参加者の心に静かに響く時間となりました。
お子さんの状態・保護者の方自身の状態を客観的に捉えることで「では、何ができるか」が見えてくる——そんな気づきの多い時間となりました。
講義のあとの質疑応答では、参加者の方からご質問が寄せられ、樋口先生が一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
愛着の問題は、特別な家庭の話ではない
樋口先生のお話の中で、私がいちばんはっとしたのはここでした。
愛着の問題は虐待やネグレクトを受けた子だけの話ではない、と。親の愛はある。でも子どもが「もらってる」と感じられる形で届いていなければ、愛着の問題は生じる。愛情の器は一人ひとり違うから、その子の器に合わせて渡していくことが大切なのだと。
条件なしの承認——「学校に行っても行かなくても、あなたはあなたで価値がある」と感じてもらえる場所。それが愛着を育む土台になる。安心安全な場所を確保することが、回復の第一歩だとおっしゃっていました。
「灯台の灯を消さないで」
講座の最後、印象に残った言葉です。
「まるで視界の悪いジャングルのような思春期を生きている子ども達にとって、お母さんは暗闇の灯台であり、北極星なんです。だからお母さんが灯を消しちゃだめ。」
子どもが安心して過ごせる環境が整うと、やっと欲が出てきて動き出す。そのためにまず、お母さん自身が灯台でいられるよう自分を大切にしてほしい——そんなメッセージが伝わってきました。
参加者の声
「※当日のアンケートより一部ご紹介します
「思春期の子どもの言葉は本心じゃない、まさにそうだなと思いました。かつての自分にもっと早く教えてあげたかった——自分の過去と重ねながら、今その最中にいる方にも伝えたいと思いました。」(R.Sさん)
「思春期の子どもの言葉に意味はない、という言葉が響きました。体は大きくなって一人前風に口をききますが、その通りだと思いました。今親ができることは限られている、もどかしいけど待つしかないのだと改めて思いました。」(Y.Sさん)
「親側の気持ちには、本当にそうそうと共感しました。家を安心安全の場にすることの大切さを、今は学び、実感しています。今回の学びを、今悩まれているお母さんたちに活かせるように寄り添っていきたいと思います。」(Y.Oさん)
「不登校の見方がガラッと変わりました。愛着のことはほとんど知りませんでした。あ、そうなのかと目が覚めたようで、思いがけず知ることができて大変ありがたく思いました。」(N.Hさん)
今後の勉強会、フォーラムについて
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カウンセラー/コーチ 宇田川 昌子
・NLPマスタートレーナー
・CPI教育研修部マネージャー
私立中学や教育現場で保護者や先生を対象に講演やセミナーの実績多数。常に現場で保護者の悩みを聴きカウンセリングやコーチング等様々なサポートを行っている。自身の息子の不登校を克服した経験ももつ。
(執筆:鈴木友子COACH)
外部リンク:ホームページ https://cpi-x.com/










