【メールセミナー第3回】もしかして、私って過干渉?~よかれと思っていることが逆効果になっていませんか~

皆さまこんにちは!CPIの宇田川です。

思春期の子どもへの過干渉は、
大人になってからの人格形成や人間関係にも影響を及ぼします。

過干渉の親に育てられた子どもが、大人になって直面することは

・物事を判断したり、自分で決められない
・指示待ちになる
・自分に自信が持てず、自己肯定感が低くなる
・人間関係を築くのが苦手 
・失敗した時に人のせいにする

等、様々な弊害があります。過干渉がもたらす影響は大きいです。

「過干渉」に気づくためのチェックリスト

過干渉の親は、自分が過干渉であることに気づいていないケースが多いです。
あなたはいかがでしょうか。


【チェックリスト】

□ 子どもの話を最後まで聞かずに、自分の意見を言ってしまうことがあるか
□ 子どもの友人関係や恋愛に、口を出しすぎていると感じることがあるか
□ 子どもの部屋を勝手に掃除したり、持ち物をチェックしたりすることがあるか
□ 子どもの失敗を必要以上に心配し、先回りして解決しようとすることがあるか
□ 子どもの進路や習い事を、本人の意思よりも親の希望を優先させて決めていないか
□ 子どもが「やりたい」と言っていないことを無理にやらせようとしていないか
□ 親の価値観を子どもに押し付けていないか
□ 子どものプライベート(SNSやスマホ)を無断でのぞいたり、監視したりしていないか
□ 子どもが何かを始めるとき失敗しない様にと過剰にアドバイスしたり、口を出したりしていないか


いくつ当てはまりましたか?
「過干渉」を自覚し、親自身の考え方や行動を見直すきっかけにしていきましょう。

そして過干渉から脱却するためには「子どもが何を望んでいるのか?」を聴き取り、
親子のコミュニケーションを図ることが大切です。

共感を示す「バックトラッキング」という手法

思春期になってなかなか話をしない子に対して、
向こうから話しかけてきたら、その時がチャンスです。

子どもが家に帰ってきて、
『今日A君に嫌なことを言われてむかついた』といったとします。

その理由を聞いて
『それって、あなたも言い方も悪かったんじゃない?』など、
子どもの事を受け取るより相手の気持ちをフォローするなんて事がありませんか?

そんな時こそ、
『A君に嫌な事を言われてむかついたんだね~』と、
相手の言ったことをそのまま返します。

子どもが話した内容の一部やキーワードを繰り返すことで、
「ちゃんと聞いてくれている」「わかってくれている」
という状態を作り出すことができます。

そして、『それは悔しかったね』とか『それは腹立つわ』など、

さらに子どもの話を聞く際、
うなずきや相槌を打ったり、相手の呼吸やトーンに合わせることで
「あなたの話を真剣に聞いているよ」というメッセージを伝えるのも大切です。

是非やって見て下さい。

使っている言葉をそのまま返すこと、
子どもの気持ちを受け取るのがポイントです。

子どもをよく観察して下さい

次回のテーマは
「スマホばかり!」イライラする前にできること
~スマホを取り上げる?取り上げない?~

です。お楽しみに♪

(執筆:宇田川昌子COACH)
外部リンク:ホームページ https://cpi-x.com/


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カウンセラー/コーチ 宇田川 昌子
・NLPマスタートレーナー
・CPI教育研修部マネージャー

私立中学や教育現場で保護者や先生を対象に講演やセミナーの実績多数。常に現場で保護者の悩みを聴きカウンセリングやコーチング等様々なサポートを行っている。自身の息子の不登校を克服した経験ももつ。

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