第四回NLP子育てcoach勉強会開催【2022年5月12日(木)10:00~12:00開催】

先日NLP子育てCOACH勉強会が開催されました。

この勉強会はCPI認定NLP子育てCOACHの資格を持ち、子育てCOACHとして活動したり、仕事や実生活でコーチングのスキルを使っている子育てCOACHの方々がレベルアップする為の勉強会です。

このように常に学びを深め、学び続けている方をCPIでは、『アクティブcoach』と呼んでいて、スキルの向上維持のために、年4回定期的に勉強会を開催しています。


今回のテーマは堀口ショーン茜トレーナーによる「葛藤の統合」〜肯定的意図を聴き取るポイント〜 でした。

日々の生活の中で「優しく子どもに接したい」のに「イライラして怒ってしまう」そして、怒ってしまってから、自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまう・・・の繰り返しで何とかしたい。!!!ということはないでしょうか?


この場合は「優しく接する」VS「怒ってしまう」という相反する二つの行動が葛藤している状態です。

他にも「すぐにやらなくてはいけないのは分かっているけど、手が付けられない」等、相反する感情が葛藤してしまう事がありますよね?

その相反する行動を望ましい行動がとれる様に変化を起こすのが『葛藤の統合』というスキルです。
実は、「すべての人の行動の裏側には肯定的意図がある」という前提があります。
否定的な行動の裏側にも肯定的意図が隠され存在しています。その裏側にある思い【肯定的意図】に気づくと行動が変わるのです。

『優しく接したい』の裏側には親の『愛情』があります。

では

『怒ってしまう』裏側には何があるでしょう?

この肯定的意図を探っていくと、「良い子に育って欲しい」等、そこにも『親の愛情』があるからこそ、怒りという裏返しの感情になることがわかります。

「怒ってしまう」の裏側に「愛情」という肯定的意図が存在していのは驚きませんか?

同じ「怒ってしまう」でも、人によってはそれぞれ別な肯定的意図が出てくる場合もあります。
このように、否定的な行動の裏側にも肯定的な様々な思いがあることが分かります。
それがわかると、意識の中に癒やしが生まれたり、視野が広くなるので、行動を変化させることができるのです。


今回勉強会の中では、茜トレーナーからは、クライアントが葛藤していることを
●どう聴き分けるのか?
●否定的な行動や感情の肯定的意図を深いレベルで聴き取ること
など、そのポイントを学び、実践で活かせるように皆でトレーニングをしました。

クライアントの葛藤と肯定的意図を聴き取れるようになると、自分の葛藤に自分で対処できるようになります。

参加した子育てCOACHからは、次の様な気づきや感想を頂きました。
・朝ぐずぐずして中々起きれない自分を責めていましたが、その裏側にこんな思いや意図があ
ったとはびっくりです。明日からすっきり起きれそうです。
・クライアントの葛藤を見分ける
「言葉の表現」「イメージの表現」「非言語の表現」それぞれの具体的な言葉を教えて貰い、
理解が深まりました。
・相反するの葛藤の選び方や「葛藤の統合」エクササイズのポイントを改めて教えて頂き、ク
ライアントに自信を持ってリードできそうです。ありがとうございます。

嬉しいフィードバックをたくさん頂きました。
次回も、皆さんで学びを深めて行きましょう!!

7月7日(木)には子育てフォーラム
8月4日(木)には第五回勉強会が
が開催予定です。
お楽しみに♪

執筆者:宇田川昌子(トレーナー )

外部リンク:https://cpi-x.com/

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