皆さまこんにちは!CPIの宇田川です。
日本の子どもの自己肯定感が低いといわれるようになってから久しいです。
2023年6月、国立青少年教育振興機構が発表した日・米・中・韓の4か国の高校生の意識調査によると、「自分はダメな人間だと思うことがある」と答えた割合は、なんと日本は最多の78.6%に上り、一方で「今の自分が好きだ」「相手が誰であっても自分の意見をいえる」は、いずれも4か国中最も低かったそうです。
なぜこのようなことになっているのでしょうか?
毎日新聞2023年9月12日の朝刊の中に、東大名誉教授の柳沢 幸雄氏の『そこがききたい子どもの自己肯定感』という記事によると、
要因として
①親や先生に「皆に合わせましょう、仲良くしましょう」と周囲との協調を強いられる
②褒められて育っていない
という日本の風潮が影響しています。
さらに『自己肯定感は責任感が育てば高まる』とおっしゃっています。
なぜ『責任感を育てる』と自己肯定感が高まるのでしょうか?
『責任感を持つ』ということは、自分の行動や人生を自分で決めて、それに対して動くということです。すなわち『主体的に生きる』ということです。
主体的に生きていると、時に迷うことはあっても、最終的には自分の決断や行動に「よし、これでいいんだ/良かったんだ」と自分を肯定し、認めている状態が作れます。 そして、たとえ失敗したとしても人のせいにせず、自分事として取り組めるようになり、「失敗を学びに変えていく」というマインドも育ちます。
どうしたら、『主体的に生きる子』に育てることができるのでしょうか?
まず、一つ目に親が主体的に生きている姿を見せることが大事です。
あなたは人のせいにせず、自分の人生を主体的に生きていますか?
あなたは「自分の人生どうしたい?」と言葉にできますか?
子育てや仕事に忙しいあなたはご自身の人生を大切にしていますか?
あなたが考えている以上に、子どもは親をみて無意識にモデリングしています。
お子さんに「あなたはどうしたい?」ときく前に、あなた自身の「どうしたい?」が分かる親になる必要があります。
2つ目としては、コミュニケーションの中で子どもに「〇〇しなさい」という指示命令よりも「あなたはどうしたいのか?」を常に問いかけていく習慣をつけましょう。その習慣の中で子どもたちは主体的に生きるマインドを身に付けていきます。
しかし、子どもに口を出さず子どもの「どうしたいか」を尊重し、見守ることはとても難しいことではないでしょうか?
自分の行動や言動はあなたの思考の現れです。主体的に生きる姿勢も子どもと取るコミュニケーションにもあなたの思考が現れています。どのように改善していったらいいかご興味ある方はNLPコミュニケーションサイコロジー体験会にいらしてください。
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