こんにちは。宇田川です。
今回のメールセミナーでは
子どもの自己肯定感を高めるための具体的な言葉がけについて
「NGワードをOKワードに変える方法」
「子どもの考える力を育む質問」
「やる気を引き出す言葉」という3つのポイントに分けてお伝えします。
NGワードをOKワードに変える:「I(アイ)メッセージ」
「あなたは~すべき」というように、
子どもを主語にして命令する「You(ユー)メッセージ」は
子どもを責めているように聞こえ、反発を招きがちです。
一方で、「I(アイ)メッセージ」は「私は~と感じる」
というように、
自分の気持ちを主語にして伝える言葉がけです。
これによって、子どもは「親は自分のことを心配してくれているんだ」と感じ、
素直に話を聞く姿勢になりやすくなります。
このメッセージを使うときのポイントは、「行動」と「感情」をセットで伝えること。
NGワード: 「いつまでゲームしてるの!勉強しなさい!」
OKワード: 「あなたが遅くまでゲームをしていると、
お母さんは寝坊しないか心配になるよ。
今日これからやることを教えてくれると嬉しい。」
という様に「ゲームをしている」という子どもの行動に対して
「心配になる」という親の感情を伝えます。
さらに、「これからやることを教えて」と
具体的な行動を促す言葉を添えることで
子どもは責められていると感じることなく
前向きに受け入れやすくなります。
子どもの「考える力」を育てる質問
思春期の子どもは自分の頭で考え
答えを見つけたいという欲求が強くなります。
「~しなさい」と一方的に命令されることを嫌うため
「問いかけ」が有効です。
NGワード: 「どうしてこんな点数なの!勉強しなさいって言ったでしょ!」
OKワード: 「思ったような結果が出なかったね。どうしてだと思う?
一緒に何かできることはあるかな?」
「なぜできないのか」と問い詰めるのではなく、
「どうしたら良くなるか」という
解決策に焦点を当てた質問(NLPの質問)にすることで、
子どもは自分で改善策を考えるようになり、
安心感を覚え、親との信頼関係が深まります。
子どもの「やる気」を引き出すOKワード
子どもは、自分の努力が正当に評価されないとやる気をなくしてしまいます。
そのため「結果」だけでなく
「努力の過程」や「成長したこと」を具体的に認める言葉をかけることが大切です。
NGワード: 「いつも言われてからじゃないとやらないよね」
OKワード: 「今回の宿題、自分で計画を立てて進めていたね。頑張ったね!」
この言葉がけは、子どもに「自分の頑張りを親は見ている」と感じさせ、自信につながります。
さらに、子どもが目標に向かって頑張っているときは、「期待」を伝える言葉も効果的です。
NGワード: 「本当にできるの?」「もし失敗したらどうするの?」
OKワード: 「あなたがやると決めたことなら、きっとうまくいくよ。応援しているからね。」
「結果」ではなく「あなた自身」を
信じているというメッセージは、子どもの心を強く支えます。
親の自己肯定感が子どもを育てる
これらの言葉がけを実践するためには、まず親自身の自己肯定感が大切です。
子育てが上手くいっていない時、親は自分を責めがちですが
子育てを頑張っているあなた自身を認めてあげてください。(存在承認)
そうすることで、自然と子どもに優しい言葉をかけられるようになります。
焦らず、あなたのペースで少しずつ言葉を変えていきましょう。
いよいよ次回は最終回となります。
(執筆:宇田川昌子COACH)
外部リンク:ホームページ https://cpi-x.com/
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カウンセラー/コーチ 宇田川 昌子
・NLPマスタートレーナー
・CPI教育研修部マネージャー
私立中学や教育現場で保護者や先生を対象に講演やセミナーの実績多数。常に現場で保護者の悩みを聴きカウンセリングやコーチング等様々なサポートを行っている。自身の息子の不登校を克服した経験ももつ。










