こんにちは!皆さんどんな夏休みをお過ごしですか?
子供たちはお休みでうらやましい!
そしてお母さんは、お昼ご飯のことや、夏休みならではのこと、暑くて大変ですね。
お母さんも夏休みがあったら…。何をして過ごしたいですか?
また、夏休みは不登校のお子さんがいるご家庭では、学校に行っていない事に罪悪感を感じることなく休めるのでほっと一息つけるときではないでしょうか。
不登校と一言で言っても10人いれば10通りでそれぞれに違ったものだなあと感じます。
そんな中の一つの例として、私の経験をお伝えしたいと思います。
自分の子供が学校に行けなくなった時、『え!?どうしてうちの子が』と訳が分からず、自分がなんとかしなければと慌てました。
学校に行くのが当たり前と思っていた私は不登校の息子を受け入れるのには時間がかかりました。
しばらくは受け入れられずに、学校に行かせることだけを目標に四苦八苦していました。
学校に行けなくなって、何もする意欲がなくなっていく息子を見て、
「元気だった本来のこの子に戻すのだ」と必死でした。
当時色々なところに相談する中で、何度となく尋ねられた言葉があります。
「それはお子さんが言っているの?」
「お母さんがそう思っているの?」
初めは全く質問の意味が解りませんでした。
子育てコーチを学び始めて気が付いたのは、子どもの本当の気持ちに全く耳を傾けていなかったという事実です。
私が聴いていたのは本当の子どもの気持ちではなく「子どもはこう思っているに違いない」というものでした。
今の私が子どもの話を充分に聴くことができたとしたら、本来の子どもの姿が見えたことでしょう。
そこに行きつくまでの間に、子どもの中には、『本当の気持ちは言っても無駄』、『言っても仕方ない』、
そんな気持ちが積もりに積もって山のようになっていたであろう事は簡単に想像できます。
私が「自分の中にある我が子のイメージ」を見ている以上、
子どもは『自分の気持ちは正しくないんだ。』
『聞いてもらう価値がないんだ。』と、自己否定につながったのではないでしょうか。
自己肯定感を育てる事とはかけ離れています。
私は子育てコーチ認定コースを学びながら、子どもとの信頼関係を築き、本当の気持ちを聴きに聴き、話してくれたことを価値のある大切なこととして扱い、子どものタイミングに合わせて、可能な限りコミュニケーションの時間を持ちました。
学んだことを家庭の中で活かすことによって、子どもの表情が、行動が、話す言葉が時間と共に変化して行くのを見てきました。
今、日々変化し続ける子どもを見て思うのは、どんなに無気力に見えようとも、子どもの中にはちゃんと意欲の種は眠っている。
自分は価値のない人間だと感じてしまっていたとしても、自分は価値があるかけがえのない人間だと大切に思えるようになる。
こちらが関わり方を変えることで、子どもは変化していくものだということです。
だから、もう先が見えない気持ちになっているお母さん、大丈夫、出来ることはいろいろあります。
真っ暗だと思っているそのトンネルにも、意外と近くに外への扉があったりします。
まずは、始めの一歩として、お母さん自身とお子さんの両方を、大切にすることから始めませんか?
子供の不登校真っ最中に感じていたことを描いています。
不安と孤独感は抱えている辛さを増幅させてしまうと感じます。
1シーンの絵を見たときに、どこか共感できる部分があれば
小さな安心感につながるかもしれないという思いでスタートしました。
まだ始めたばかりですが、不登校などで悩むお母さんが
一瞬張りつめた気持ちを緩められるような、そんな1コマを目指しています。