皆さまこんにちは!CPIの宇田川です。
突然キレる!
何を聞いても「べつに」「うざい」とかの返事が返ってきて話にならない!
今まで親の言うことをよく聞いていた子どもが豹変してしまった!
等、思春期の子どもをもつ親は面食らうことが多々あります。
小学校高学年~中学生になり、思春期突入です。
【思春期におこること】
●自我が芽生え自分は「どうしたい」「こうしたい」という気持ちがあふれ出てくる。
●いつもいらいらしていて、すぐ切れたり、不機嫌、暴言が増える
●反抗する割には急にべたべたと甘えてくる(アンビバレント=相反する感情が同時に存在すること)
●自分の勝手な理論を展開し、話し合いにならない
●自分の外見にこだわり、人にどう思われるかを気にする
●異性に興味をもつ
思春期は心(脳)も体も大きく変化する時期です。
ところが、感情をコントロールする前頭前野が未発達のため、情緒不安定になったり、いらいらしたりするのはそのためです。
思春期に子どもが突入したら「ついにきた!」「正常に育っている」と一呼吸おくくらいの気持ちを持つことが大切です!
ここで大切なのは親の愛情が伝わるようなコミュニケーションを目指すことです。
特に子どもが『自分は愛されている』『大切にされている』と感じて、親子のコミュニケーションがとれていれば、この反抗期は比較的早く抜け出すことができるでしょう。
親が子どもをどれだけ愛しているかというのではなく、子どもがそれをどう感じているかです。
家庭が安心・安全の場で子どもが安定してこの時期を過ごすために必要なことは、親の愛情が伝わるコミュニケーションです。
まずは子どもの話を否定せず、話の腰を折らずに最後まで聴くトレーニングをしましょう!
~今日のワンポイントトレーニング~
親はつい、不安から先回りをして話を最後まで聴く前に「それは違うでしょ」と否定したり、「こうすると良いのよ」等アドバイスをしてしまいがちです。
そんなことが続くと子どもは「どうせこの親はわかってくれない!!」と思って話をするのをやめてしまうでしょう。
段々部屋に引きこもったり、家にいるのが嫌になって帰って来なくなる可能性もあります。
そうなる前に、まずは子どもの話を否定せず、話の腰を折らずに最後まで聴いてみましょう。
子どもに親の愛情が伝わるコミュニケーションを目指してください。
お父さん、お母さん頑張れ!!応援してます!
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(執筆:宇田川昌子COACH)
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