今年に入りインフルエンザが身近なところでも流行り始めました。
予防や感染拡大防止のため、手洗い・喉エチケットを励行し、体調の悪いときは無理をせず
早めに休んで受診をしてお体を大切にしてください。
新学期が始まり、近くの小学校の校庭から元気な子どもたちの明るい声が聞こえてきます。
純粋で素直な子どもたちの声は、とても癒された気持ちになります。
この冬休み、私は子どもとの会話でとても嬉しい気持ちになることがありました。
今日はその話をご紹介させていただきたいと思います。
(子)「昨日、電車に乗っていたときのことなんだけど。赤ちゃんを抱っこしていたお母さんに
席を譲ってあげたの。そうしたら、そのお母さんが電車を降りるときに私を見つけ、
笑顔で「ありがとうございました」とお礼を言ってくれたよ。」
(母)「そのお母さんは座ることが出来たのね。良かったね。」
(子) ~照れくさそうに笑う~
(子)「そうだ!私が小さい時の話(お母さんと一緒に電車に乗っていたときのこと)。
お母さんはお腹の大きな妊婦さんを見つけてすぐに席を立って席を譲ってあげたとき、
その妊婦さんは嬉しそうに座ったよね。それを覚えているからなのかなぁ。
困っている人に席を譲ってあげたいと思うんだ。」
正直なところ私はその出来事を忘れていました。
しかし、子どもは小さかった頃のことをよく覚えており、席を譲るというお母さんの行動と、相手の
方の様子がとても印象に残っていたのだと思いました。そして、子ども自らの意思で席を譲るという
声掛けと行動を起こし、小さな自己肯定感をひとつひとつ増やして成長しているということも分かり
ました。お父さんよりもお母さんと一緒に過ごす時間が長い私の子どもは、お母さんの行動を観察し
素直に感じ取っていたのです。子どもからこの話を聞いてとても嬉しい気持ちになりました。
子育て中のお母さん!毎日ひとつ、お母さん自身が気持ち良くなる行動を決めて実行してみましょう。
例えば、朝は気持ちの良い挨拶をする・行ってらっしゃいと明るい声で送り出すなど、どんな小さなこ
とで良いので気持ちよく続けてみてください。子どもはお母さんの行動をちゃんと見ています。
新しい新年を迎え、さらにお子さんの良いお手本として、自然体であなた流の子育てを思う存分楽しんで
欲しいと思います。