「なんで出来ないの?」
では無く
「君ならきっと出来るよ」
誰だってそう言われたら出来る可能性に賭けたくなります。
先日、弱小サッカーチームが1勝するまでのドキュメンタリーが放映されていました。
キャプテンの女の子は何でもこなせるオールマイティな選手です。
だから足の遅い子、気後れして相手に向かっていけないチームメイトの気持ちが分からなくて、
「なんで早く走れないの?」
「どうしてボールから逃げるの?」
と注意してばかりでした。
コーチから、
「みんなはしないのではなく出来ないんだよ」
「みんな上手になりたいと思っているんだよ」と諭されて、
キャプテンの女の子は ”本当はもっと上手になりたい”という仲間の気持ちを考えながら声かけするようになりました。
例えば、「足が速いから絶対追いつけるよ!」など、
仲間の気持ちになって、仲間の頑張りたいの前向きな気持ちに寄り添って声を掛け続けていると、それぞれが今迄にない程の力を発揮し始めました。
キャプテンの女の子も一人で頑張っている時よりずっと良い表情をしています。
人の良い所を見る、信頼する。
ちょっと意識するだけで、それぞれが自分を発揮して、それぞれが幸せになるのだと痛感しました。
誰でも肯定的意図が必ず有ります。
つい親は子供の出来ない所にフォーカスしがちですが、この番組を通して改めて子供を否定するより ”頑張りたい!” ”好きな事を極めたい”のワクワクする部分にフォーカスすれば幸せな関係が築けると思いました。