こんにちは!
山形在住の子育てコーチ、鈴木友子です。
最近、息子(20才と18才)が私を認めてくれているんだなぁと思う、とても嬉しいことがありました。
私は今、『お母さん(子どもを支える人)が笑顔になるためのワークショップ』を開催しています。
そこで 、より効果的な親子のコミュニケーションの方法をお伝えしています。
コミュニケーションがより円滑になると、色々な事がうまく行き始めます。
そのワークショップのために、こんな資料を作りました。
そして、そのことを伝えるコーチとして、
子供達が今の私のことをどう見ているんだろうと気になって、
聴いてみたのです。
「今お母さんは、子供との信頼関係がしっかり出来ているって、
お会いする人に言ってるんだけど、君たちとしては、
正直どう?ぜひ聴きたいのよ。」
「うん。それでいいんじゃない?」
(私:やっぱりそうだよね!)
私:「じゃあ、この中では、どれが出来てると思う?」
「これはもちろんでしょ、これもOK、これも…、
あ、これ(子供に自信をプレゼント) は出来てない…」
(私:そ、そうか…)
「…ときがあるね。」
(私:なんと!)
私:「じゃあ、基本出来てるということ!」
「そうじゃない?」
じーーーん (ノД`)・゜・。
これは嬉しい、信じられないくらい嬉しい。
2年前、子育てに悩んでいた私に教えても
信じないかもしれません。
本当に嬉しい出来事でした。
そんな私は、いったいどのような関わり方をしてきたのか。お教えします。
例えば「子供に自信をプレゼントできるお母さん」
この結果を創り出すため、私が意識してやってきたことは、こんなことです。
子供の言葉や行動の中にある”出来ているところ”を見つけて、そのことを伝えていく。
具体的には、昨日は「やる」と言ったのに、翌日になったらやらなかった。
この出来事の中にある”出来ているところ”は
以前はやるということを言葉にして私に言うということも難しかったのに、
私に言うことができるようになった
本人の中に、やる、やろうというエネルギーが生まれてきている(実際行動するしないは別件)
過去の、もっとできなかったある時点と比べて成長している
総じてあなたは変わってきている
そんなことを、言葉にして子供に伝えていきます。
子供のどんな様子、どんな言葉の中にも、”出来ているところ”があります。
それを細かく見て、気づいて、伝えていく。
”出来ているところ”に目を向けて
日常的に繰り返しているうちに、
子供の中で変化が生まれます。
(そう言われてみればそうかもしれないな)
(自分はそういう所あるんだよね)
やがて本人の口から「自分ってこうだから」と、
その繰り返し伝えている良いところが、
本人のものとして、自分の口から出てくるようになりました。
自分はこういういいところがある人、という自信が、
子供の中に育ってきているということが伝わってきます。
気をつけたいのは、
もし、そこに親が意識的にコントロールしようという企みがある場合、
親が自分をコントロールしようとしていることが伝わるので、
プレゼントしても受け取ってもらうのは難しいでしょう。
子どもをひとりの人間として尊重して接することも大切なポイントです。
さあ、子供の短所にばかり目がいっている状態のデメリットは、
意外に大きいということにも気づかれたかもしれませんね。
子供のいいところ、
出来ているところに目を向けるということの腕が上がると、
自信をプレゼントしていくことにもつながります。
ちょっと興味があるわ、と思われたお母さん、是非試してみてくださいね。
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~不登校の葛藤,そしてその向こう側へ~