こんにちは。
子育てコーチのずしです(^ ^)
改元もあった最大10連休のゴールデンウィークいかがお過ごしでしたでしょうか?
1ヶ月前にコーチングしたワーキングマザーのお母さんがこの連休に行動に起こすことを決めたことがあります。
そのお母さんは、歩くのが嬉しくてしょうがない1才ちょっとの息子くんと一緒にいらっしゃいました。
お子さんが0歳5ヶ月の時に職場復帰し育児短時間制度を利用しながら、仕事と家事を両立されているそうです。
希望保育園に入園する前には認可外保育園を利用し、育児環境を整えたという大変計画性があってパワフルなお母さんです。
そのお母さんは子育ての悩み、できていないこと、やりたいことや子育てや生活状況。更に、子育てコーチの私の生活スタイルの聞き出しまでしてものすごいスピードで、溢れ出すというほどに盛りだくさん話してくださいました。
しかも尊敬に値するのは、その間、横の席でお子さんが飲み物やお菓子をこぼしたり落としたり、椅子から立ち上がろうとしたり落っこちそうになったり、鼻を出したり、ぐずったりしているのを見事に対処しながら、口と耳だけは休めずに、お話を進めていらっしゃいました。
たくさんの希望や願い、愚痴や思い等々聞いた後に
「○さんは、本当は何をどうしたいの?」と、尋ねました。
すると、一瞬考えて、
「子どもを習い事に通わせたい」
何を習わせるかも決めてないけれど、早くしてあげないと遅れてしまう。
それをしないと、自分の子供に生まれたがために
可能性が拡がらないのではないか。
今後の学力に影響が出るのではないか。
忙しさにかまけて何も調べられず、決断もできず。
とはいえ、急がなきゃという不安な気持ちが吹きだしてきました。
習い事をしないと可能性はないの?
どんな可能性に支障があるの?
習い事をしていないと学力に影響があるの?
習い事に行きたい、というのは誰の願い?
息子くんは何がしたいのかな?
私からの質問に答えていきながらお母さんの頭の中はクリアになっていったようです。
周りのママ友から習い事の色々な情報を聞いているうちに出遅れたと感じていらっしゃったようです。なにより、習い事をしたいのは息子くんの願いではないことに、気づかれました。
今、息子がしたいことは、きっと私から絵本を読んでもらうこと。
息子は絵本が大好きだからと、お母さんが話されました。
「まずは、私が絵本を読む時間を作ります。」
ゴールデンウィークは絵本好きな子にふさわしい習い事があるかどうかを調べ、そこで詳しく話を聞いてみてから習い事をするかどうか決めようと思います。
と最後におっしゃってお帰りになったお母さんの足取りは、息子くんと同様楽しげでした。
頑張り屋さんのお母さんでも、毎日を一生懸命過ごしていても、見過ごすこともあること、第三者の誰かに気がつかせてもらえることもあることをわたしも改めて知ることができました。
お母さんだってお母さんとしてまだヨチヨチ歩き。
そういうお母さんたちに寄り添いたいなと改めて感じました。
心からエールを送ります。
NLP子育てCOACH協会公認メンバー
ずし 由夏