4月になり、新学期が始まりましたね。
子どもたちは、新しい環境の中で、新しいスタートを迎えました。
うちの娘も新5年生として、去年とは違う校舎、そして新しい先生とクラスメートと共に
張り切っています。
係を決めたり、お当番を決めたり。
クラブや委員会を決めたり。
新しい環境の中で、少しハイテンション気味に頑張っている娘。
目の前のことを直球で受け止め、張り切ってこなしてはいるけれど
頑張りすぎていないかな、と心配になる事もあります。
しかし今は口を出さずに。
私は心配な顔は見せずに、楽しそうに娘の話を聞くようにしています。
私が自分の子育てで一番大切にしていることは、
「自分には出来る」「私はやれる」
という自分の未来を、自分自身を信じきれる力をつけることです。
自己肯定感とも言いますが、深い部分で自分に強く自信を持つこと。
これは決して他人と比べてという事ではなく、
どんなことも自分でやり遂げる、乗り越える、
私には出来るという確信に満ちた自信を持ち続けて欲しいのです。
その為には、娘には色々と経験をして欲しいと思うようになりました。
失敗や上手くいかない経験もです。
時には泣いてしまったり、立ち止まって座り込んでしまうことがこの先にあるかもしれない。
でもそれは失敗や痛みを通してチャレンジを学べます。
何度でも何度でも挑戦して、やっと上手くいくと自信になります。
「ピンチはチャンスだ」と言われますが、
「チャンスがピンチに見えているだけ」で目の前の出来事には良いも悪いもないのです。
娘が低学年の頃は、環境をすべて守ってあげたかったし、心配な気持ちが多くありました。
でも今は、失敗するチャンスがあるということがどんなに素敵なことなのか。
娘にとって経験という人生の煌きが、のちの人生においてどんな大切なパズルのピースとなるのか楽しみにさえ思えます。
娘が5年生になった今、昨年とは違う感覚があります。
それはきっと、娘の背中がすこし大きくなったことと、私自身が母親として成長出来てきたからかもしれません。
親として娘を見守り、支える。
どんな事も受け入れ、共にいる。
母親としての思いがあふれた春となりました。