「子どもは社会からの預かりもの」by水野coach

早いもので、今年ももう10月です。
秋は食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。
最近私の読んだ本はこれです。
「一流選手の親はどこが違うのか」著者 杉山芙沙子
https://www.amazon.co.jp/一流選手の親はどこが違うのか-新潮新書-杉山-芙沙子/dp/410610444X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1343295661&sr=1-1
テニス好きの私は、杉山愛さんがプレーヤーとしても好きですし、かねてよりそのお人柄、人間力に大変興味がありました。
というより、「この人はどうやって育てられたんだろう?」ということに興味がありました。
と言うわけで、杉山愛さんのお母様の著書を読んだわけです。
一番興味深かったのは、
「我が子を世間からの預かりものだと思って育てた」というところ。
世間からの預かりものだから、いずれ社会にお返しする。
それまで、責任を持ってこの子を育てるのが自分の使命。
そう思って子育てをされていたそうなのです。
なので愛さんは幼少のころから、個として尊重されて育ってきたのだそうです。
「あなたはどうしたい?」
「あなたはどう思うの?」
ここにはトップアスリートを育てるためだけではない、自立した人間力ある子を育成するためのヒントがたくさん詰まっているように思うのです。

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