子育てコーチとしてお母さん方に関わり、保育園の園長として仕事をしている中で子どもが「何に困っているのかを探り出す」ことが大切です。
例えば、コップにお茶を満タンに入れすぎてしまいこぼしてしまう回数が多い子ども。「〇〇ちゃん、お茶こぼしたで」と悪気は無いものの、他児にこんな言葉を言われて、ションボリとする子どもをみたとき私たち周りの保育者の援助・配慮は?●コップにいれる量がわからないのかな?●給水機のレバーの離すタイミングがわからないのかな?などなど 考えてみる。そして家庭から透明のプラスティックコップを用意してもらい外側から適切な量のところにマーカーペンで線を書いてみた。その後〇〇ちゃんは一度もこぼすことがなくなった。こぼすことがなくなると話す声も大きくなり、笑顔が増えたように見える。私たち、まわりの大人たちは困っている状態を見定めて、困らないようにどんな工夫ができるかを探り出すことが大切はないでしょうか。ちょっとした工夫をしてみてください。ワンポイント・アドバイスでした。