子どもの否定的な行動が教えてくれるもの

~子どもの想いに気づける親になる~

学校に行きたがらなくなった、急に口答えするようになった、勉強をしなくなった、ゲームばかりしている、門限を守らなくなった、無気力になった、乱暴になった——。

こうした行動を目の前にすると、多くの親御さんはすぐに「やめさせよう」「何とかしなければ」と動き出してしまいます。でも、叱ったり注意したりしても変化が起きない場合、それには理由があります。否定的な行動の裏側にある想いを認めない限り、行動は変わらないのです。

子どもは何を伝えようとしているのか

子どもが否定的な行動をとるとき、それはあなたへのメッセージです。

  • 『自分を傷つかないように守っている(プロテクション)』
  • 『もっと愛情をかけて欲しい』
  • 『もっと自分を見て欲しい』
  • 『自分のことを分かって欲しい(承認)』

こうした想いが、行動という形で表れています。

さらに、見落としがちなことがあります。子どもが楽しく学校に通っているとき、兄弟と仲良く遊んでいるとき、何かに集中しているとき——肯定的な行動のときには、親はそれを「当たり前」と感じて、ほとんど意識を向けません。

ところが兄弟げんかが始まったとたんに、子どもが学校に行きたがらないと言い出したとたんに、親は急に注目し、関わり始めます。

これが繰り返されると、子どもは無意識に学んでいきます。『親は困った行動をすれば注目をしてくれるんだ』と。

だから、否定し、注意すればするほど状況は悪化する。子どもに振り回される——そんな負のループが生まれるのです。

「売り言葉に買い言葉」から抜け出すために

私自身、かつては行動の裏側に想いがあることを知らず、子どもと同じレベルで腹を立て、無駄なバトルを繰り返していました。解決しないまま、お互いが嫌な気持ちのまま毎日が過ぎていく。そんな日々でした。

でも、行動の裏側に想いがあると知ってからは、落ち着いて対応できるようになりました。

子どもの本当の想いに気づくと、現象だけにとらわれなくなり、反応して疲弊する自分から解放されます。不毛な親子バトルから抜け出し、子どもの言動に振り回されなくなるのです。

親が変われば、子どもも変わる

大切なのは、否定的な行動の裏側にある想いを受け止めて、別な対応ができる「親の度量」を広げることです。そのためには、洞察力・観察力・五感を磨くことが助けになります。

CPIでは、脳科学・心理学・言語学をベースにしたメソッドで、知識ややり方だけでなく、あなたの意識や感覚、捉え方を広げるトレーニングをご提供しています。

お父さん、お母さん、頑張れ!!応援しています!

(執筆:宇田川昌子COACH)
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カウンセラー/コーチ 宇田川 昌子
・NLPマスタートレーナー
・CPI教育研修部マネージャー

私立中学や教育現場で保護者や先生を対象に講演やセミナーの実績多数。常に現場で保護者の悩みを聴きカウンセリングやコーチング等様々なサポートを行っている。自身の息子の不登校を克服した経験ももつ。

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