不登校を乗り越える初めのきっかけ

学校に行くのは当たり前?子どもを学校に行かせようと必死になっていたころ

こんにちは。『あなたの子育てに変化を起こす子育てカウンセラー』の宇田川昌子です。

息子の不登校を経験した時、『学校に行くのが当たり前』と思っていた私にとっては晴天の霹靂で、受け入れがたい事でした。

今現在不登校で悩んでいる親御さんはこんな思いをしていませんか?

●このまま二度と学校に行けなくなるのではないかと焦りや不安を感じる・・・
●学校を休むと元気になってしまうわが子を見て、イライラして怒りが湧いてくる・・・
●学校に行っている他の子をみると、何でうちの子だけ?と悲しくなる・・・・
●学校に行かせようとあらゆる努力をするものの行かない子どもに自分の無力さを感じて落ち込んでしまう・・・・

実は私がそうでした。

親の一喜一憂が子どもに与える影響

子どもの不登校が長引くにつれて、私は次第に子育てに自信を失い、 子どもの言動や行動に一喜一憂し、子どもの『明日は学校にいくよ!』という言葉に舞い上がり、 結局行けず、奈落の底に突き落とされるという事を繰り返していました。

実はこの親の一喜一憂が子どもにも悪い影響を与えています。
「学校へいく」と言えば親が喜ぶことを子どもは無意識に知っているのです。 子どもはその時は本当に『学校に行こう』と思っていて、嘘をついているわけではありません。

結局学校に行けなかった時に親ががっかりする姿を見て、 自分のせいで親を悲しませている、自分はダメな子だと自分に×をつけ、 益々『落ち込みのスパイラル』にはまっていきます。
親が子どもに対して『学校へ行くか、行かないか』にフォーカスを当てていても不登校は解決しません。

子どもが変わることを望んで、学校に行かせようと思っている間は変わらないのです。

子どもと私の関係性が変わったきっかけとは?

そんな私がやった事は子どもとのコミュニケーションを変えたことでした。

・子どもの話を否定せず最後まで聴く。
・先回りせず、子どもの様子を見守る様にしました。

その結果、子どものほうから話をしてくるようになりました。 もしあなたが子どもが学校に行かない、反抗する、暴言を吐く等、深く子育てで悩んでいるとしたら、 変える必要があるのはコミュニケーションです。

あなたが間違っていたというより、今までのやり方が間違っていたのです。
今こそあなたのコミュニケーションを変えるチャンスなのです。

今までと違う対応、話の聴き方、言葉かけ、考え方をあなたがする必要があります。
そこに気づくことが悩みを解決する第一歩となります。

子どもを変えようとするのではなく、あなたが変わることが大切なのです。

親が変わると必ず子どもが変わります。

今後も週1回の頻度で、不登校や引きこもり、思春期の対応など、子育ての深い悩みの解決に役立つコラムを発信して行きますので、引き続きご覧下さい😀

執筆者:宇田川昌子(トレーナー)

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