「メディア環境改善事例について」by 西本coach

前回、乳幼児の発達に影響を与える電子メディアとの付き合い方について投稿させていただきました。その後の実践した事例について紹介させていただきます。8月に保育園に入園した1歳11か月男児(T君)登園して母子分離時に「パパ~」と泣いていて、私は父親のことが大好きなんだと思っていました。母親のお迎えを待つ時間も、母親が迎えに現れても「パパ~」と言っていました。T君の「パパ」は父親のことを表す言葉かどうかはわかりません。また、T君からは「パパ」以外の言葉は聞けませんでした。気になり家庭の電子映像メディアとの付き合い方を尋ねるとT君は「トイストリー」が大好きで常時DVDで視聴しているという。母親はT君が喜ぶからDVDを見せたり、持ち物も「トイストリー」のキャラクターで揃えていました。保育園で電車の玩具を喜んで持っていたことを伝えDVDの視聴を控える提案をしてみた。そうすると電車の玩具で喜んで遊ぶようになり、家庭で母親がテレビをつけるとT君が自分で消すようになった。テレビを消して親子でふれあい、遊ぶことでT君の語彙数も増えてきている。知らず知らずメディア漬けになる現状に気づき子育て家庭とともに子どもの成長を喜んでいきたい。   追伸:T君家庭に事例報告のことを尋ねると是非投稿してほしいとのことでした。

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